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世界遺産なるか?東北北海道の縄文遺跡の凄いところをまとめてみた!

今、日本で最も世界遺産を目指している東北北海道の縄文遺跡群。前回では世界遺産にはなりませんでしたが、もしかしたら遠い日に世界遺産になる日も近いのかもしれません。しかし、この遺跡群のどこが凄いのでしょうか?今回は、そんな東北北海道の縄文遺跡群の凄いところをまとめてみました。


世界遺産を目指す東北北海道の遺跡群

東北と北海道の縄文遺跡で有名なのは、巨木が6本も並んだ「三内丸山遺跡」くらいしか思い当たりません。しかし実は、あっと驚くような遺跡もあるのです。


どんなところが凄いのか?

今回は「特に」凄いところをまとめてみました!


ユニークな遺構

遺構といえば、三内丸山遺跡の巨木が6本立ち並んだ大型掘立柱建物跡、また大規模集落跡でしょう。しかし建物に関しては三内丸山遺跡以外にも凄い遺跡があります。

それは北海道にある「大船遺跡」で確認された大型建物遺構や何と100棟を超える竪穴建物です!

また北海道では墓もユニークで、キウス周堤墓群からは周囲を環状に土を盛り上げてその中に複数の墓を造る大規模な「周堤墓」という墓が幾つも存在します。

また忘れてはいけないのが「環状列石」。ストーンサークルとも言われた石を円状に並べるこの遺構は、東北を中心に多く見つかっています。

また環状列石で忘れてはいけないのが「日時計状組石」。中心に支標となる長い石が、日時計の役割を果たしているからでないか、ということで日時計状組石と呼ばれていますが、本当かどうかは分かりません。しかし知らない人がいないという程ユニークな遺構ですね!


ユニークな遺物

まるで宇宙人のような土偶「遮光器土偶」が出土したのは、何と青森県の「亀ケ岡石器時代遺跡」から。またそれ以外にも板状の土偶や、とにかく大量の土偶が多く見つかっています。北海道の
大船遺跡からは石皿も大量に見つかっており、当時の豊かさが感じられます。

他にも足跡が付いた「足形付土版」、非常に精巧な「鹿角製飾櫛」また円盤状や三角形の石製品などユニークな遺物も多く見つかっています。

さらに「大平山元遺跡」からは16500年前の最古の土器が確認されており、まさに縄文の最先端地域とも称されるべき土地でしょう。


ユニークな文化

東北北海道遺跡で特徴的なのは「漆塗り文化」。漆を塗った遺物が多く出土しており、当時は多く漆を扱っていたことが読み取れます。

その漆塗り文化で特に際立っているのが青森県の「是川石器時代遺跡」。アク抜きのための水さらし場が見つかっているなど、漆の原料となるウルシ木から計画的に漆を採取するための生産活動が読み取れる遺跡になっています。

漆を扱う遺跡は他にも多くありますが、東北が特に際立っている印象です。ユニークですね!


まとめ

縄文時代という中々想像することが難しい原始的な遺跡が世界遺産になることが正直難しいと感じられる方は多いはずです。

しかし出土遺物も含め、列石群や墓群をアピールポイントにすれば、日本で初の縄文遺跡の世界遺産が誕生しそうで少しワクワクしています。完全に素人の意見だけど……

それから個人的に気になるのは観光としてはどうなのか、というところです。要は保存していく上で問題ないのでしょうか?

いづれにしても今後も注目ですね!